第14回 院長の朝のひとこと -心の中の散らかりと静けさ-

今日のお話は、「心の中の散らかりと静けさ」についてです。

仕事でも家でも、毎日いろんな情報や連絡が入ってきたり、あれも欲しい、これもやらなきゃ、もっと評価されたいと焦ったりすること、ありますよね。
頭の中が常に通知音で鳴り響いているような状態です。

実は、欲望や外からの雑音に追われているときって、部屋の中に荷物が足の踏み場もないくらい散らかっているのと同じなんです。
そんな状態では、本当に大事なものがどこにあるかも見えなくなってしまいますし、ちょっとしたことでイライラしてしまいます。

昔の賢い教えに、こんな考え方があります。「心の中に欲や雑念がなくなって初めて、本来の穏やかさや優しさが顔を出す」と。

これは「欲を全部捨てて仙人になれ」ということではありません。
「あれもこれも」と外にばかり意識を向けるのを、ほんの1分でもいいからストップしてみる、ということです。

スマホの通知を少し伏せて、深呼吸をして、自分の内側を静かに整えてみる。散らかった心の部屋をササッと片付けるイメージです。

心が静かになると、仕事でも「今、一番優先すべきことは何か」がクリアに見えてきますし、家庭でも相手のちょっとした言葉にカッとならず、落ち着いて優しい言葉を返せるようになります。
本当の強さや思いやりは、派手なやる気や欲ではなく、この「ふっと落ち着いた静けさ」から生まれるものです。

今週も忙しい日々が続くかもしれませんが、頭の中が騒がしくなったら、ぜひ一息ついて「心の片付け」を意識してみてください。

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