第8回 院長の朝のひとこと -心にゆとりを持つ大切さ-
今日のお話は「心に少しの『余白』を持とう」というお話です。
私たちは毎日、仕事や家庭、人間関係の中で本当にたくさんの課題に向き合っています。
時には思い通りにいかない逆境や、しんどい試練にぶつかることもありますよね。
私自身もこれまで色々な壁にぶつかっては悩み、乗り越えようともがいてきました。
そんな経験を通じて痛感したのは、「一生懸命になりすぎている時ほど、心に遊びやゆとりが必要だ」ということです。
古い教えに、「忙しい時や大変な時にこそ、ふっと遠くの音に耳を澄ませるような、ゆったりとした風流な心を持つべし」という考え方があります。
目の前の問題で頭がいっぱいになっている時、私たちは知らず知らずのうちに視野が狭くなり、ギスギスしてしまいがちです。
家庭で家族のちょっとした一言にトゲトゲしてしまったり、職場で焦ってミスを重ねてしまったりするのは、心がギュッと固まって隙間がなくなっているサインです。
そんな時こそ、あえて一度深く息を吸って、立ち止まってみてください。
窓の外の風の音を感じてみる、お茶の香りを味わってみる、道端の花に目を留めてみる。
ほんの数秒でもいいんです。自分の外にある静かな世界に意識を向けると、ガチガチだった心にふっと「隙間」が生まれます。
心に余白があれば、どんな問題が起きても「まあ、なんとかなるか」「次はこうしてみよう」と、柔らかく受け止めて前に進むことができます。
真面目に頑張る皆さんだからこそ、たまには肩の力を抜いて、心の中に小さな隠れ家のようなゆとりを大切にしてくださいね。

