第12回 院長の朝のひとこと -現在と将来の向き合い方-

今日のお話は「現在と将来」の向き合い方についてです。

仕事でもご家庭でも、「この先どうなるんだろう」と将来のことが不安になったり、逆に「早く結果を出したい」と先を急ぎすぎて、目の前のことが手につかなくなったりすることはありませんか。
私もこれまで色々な壁にぶち当たってきましたが、先ばかり見て足元がおろそかになると、たいてい転んでしまうんですよね。

昔から伝わる知恵に、こんな教えがあります。
「物事がうまくいっている今こそ、うまくいかなくなった時の用心をしておきなさい。そして、苦しい渦中にいる時こそ、未来への希望や抜け出す道を見つめなさい」

調子が良い時や日常が平穏な時って、どうしても気が緩んで「これがずっと続く」と思いがちです。
でも、今の余裕があるうちに少しだけ周りへの気配りを厚くしたり、家族との対話を大切にしておく。これが、将来何か起きた時の大きな支えになります。

逆に、トラブルが重なったり思うようにいかない時は、「今がずっと続くわけじゃない」と思い出してください。
冬の後には必ず春が来るように、目の前の課題に一つずつ誠実に向き合っていれば、それは必ず次の良い流れを作る肥やしになります。

将来を不安がりすぎず、かといって今の状態に油断もしない。
未来をつくる一番の近道は、今日目の前にある仕事、そして隣にいる仲間や家族に、丁寧に向き合うことです。

肩の力を抜いて、今日という一日を大切に積み重ねていきましょう。

目次