第3回 院長の朝のひとこと ―世渡りのコツ―

今日のお話は、世の中を軽やかに、そしてしなやかに渡っていくための「ちょっとした知恵」についてです。

仕事でも家庭でも、一生懸命やっているのに空回りしたり、人間関係で疲れてしまったりすることってありますよね。
私もこれまで山あり谷あり、さまざまな壁にぶつかっては転び、そのたびに多くの教訓を得てきました。
その経験と昔の知恵から学んだ、心がふっと軽くなる世渡りのコツを3つ共有します。

  • 「正しさ」を振りかざさない
    自分が正しいときほど、つい相手を責め立てたくなります。でも、正論で完全に追い詰めてしまうと逃げ場がなくなって、関係がこじれてしまいます。
    相手のプライドや事情にも少しだけ配慮して、「逃げ道を残しておく優しさ」を持つこと。これが、家庭でも職場でも余計な火種を作らない秘訣です。
  • 何事も「八分目」でちょうどいい
    勢いに乗っているときほど、ついつい欲張って突っ走りたくなります。ですが、お腹いっぱい食べ過ぎると苦しくなるのと同じで、
    仕事も成果も「腹八分目」くらいが一番長続きします。少し余裕を残してブレーキを踏める人のほうが、いざという逆境にも折れずに対応できます。
  • まっすぐすぎず、柔軟に受け流す
    固い木は強い風が吹くとポキッと折れてしまいますが、竹や柳のようにしなやかな木は、風に合わせてしなるので折れません。
    自分の意見を一本気突き通すだけでなく、「そういう見方もあるね」と一度受け止めて受け流す柔らかさを持つと、人間関係の摩擦はずっと減ります。

完璧を目指してカチコチになる必要はありません。ちょっと肩の力を抜いて、余裕と柔らかさを持って周りと接してみる。
それが、トラブルを避けながら自分らしく進む一番の近道です。

目次