第22回 院長の朝のひとこと -動と静のバランス-

今日のお話は「動と静のバランス」についてです。

仕事でも家事でも、毎日忙しく動き回っていると、頭の中までずっとせわしなくなってしまいませんか?
次の段取りを考えたり、トラブルに追われたりしていると、どうしても気持ちに余裕がなくなって、家族や職場の仲間にちょっとキツい言い方をしてしまったりするものです。

私自身、これまでたくさんの壁や試練にぶつかってきましたが、その中で学んだ大事なコツがあります。

それは、「忙しく動いているときほど、心の中に静かな場所を持つ」ということです。

昔から伝わる知恵に、こんな教えがあります。
「本当に落ち着いている人は、バタバタと忙しい渦中にいても、心の中に穏やかな静けさを持っている。逆に、本当に活動的な人は、じっと休んでいるときでも、次に前へ進むためのエネルギーを心に秘めている」と。

忙しいからといって心まで振り回されてしまうと、周りが見えなくなってミスが出やすくなります。
反対に、休みの日にただダラダラと過ごして頭を完全にオフにしてしまうと、いざ動くときに重い腰が上がりませんよね。

大事なのは、体と心を上手に切り離すバランス感覚です。

仕事で忙しく走り回っているときこそ、あえてふーっと深呼吸を一つして、頭の中だけは静かな湖のように落ち着かせてみる。
そうすると、不思議とトラブルの解決策がスッと見えてきたり、相手の話を優しく受け止められたりします。

そして、家に帰って休むときや休日には、ただ無気力に疲れるのではなく、「明日からまた気持ちよく動くための充電時間」として心を満たしてあげる。

動くことと、静かに落ち着くこと。この両方を心の中にバランスよく持っておくことが、仕事でも家庭でも、笑顔で軽やかに過ごすための大きな秘訣です。

今日もいろいろとやることがある一日だと思いますが、焦りそうになったらまず一呼吸。心に穏やかな静けさを持ちながら、一つひとつの仕事や会話を大切に進めていきましょう。

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