第27回 院長の朝のひとこと -心の余裕と現実的対応のバランス-

今日のお話は、「心を整えることと、現実をしっかり動かすことのバランス」についてです。

私たちは生きていると、仕事でも家庭でも、予期せぬトラブルやすれ違いといった様々な壁にぶつかりますよね。
私自身もこれまで数々の試練に直面してきましたが、乗り越えるたびに実感することが一つあります。

それは、「ゆったりとした穏やかな心」と「現実をたくましく生きる知恵」、この両方を持っていてこそ本物だということです。

世の中には、自然豊かな山の中でのんびり暮らすような、欲のない穏やかさを好む人がいます。
とても素敵ですが、それだけでは社会の荒波や家族の生活を支える現実的な課題は解決できません。
一方で、仕事の段取りや世渡りが抜群に上手いけれど、いつも損得勘定や忙しさに追われて心がトゲトゲしている人もいます。
これでは、周りも自分も息が詰まってしまいますよね。

本当に頼りになる人、周りを温かく照らす人というのは、この二つをどちらもポケットに入れています。

どんなに忙しくトラブルが立て込んでいても、心の中には青空のような静けさや思いやりを忘れない。
その一方で、目の前の仕事や家族の困りごとには真正面から向き合い、現実的な知恵と行動力できちんと片付けていく。

「心は自然体で爽やかに、手足はテキパキと賢く動かす」。

例えば仕事でトラブルが起きたとき、慌ててトゲトゲした言葉を投げかけるのではなく、まず深呼吸して穏やかな心を取り戻す。
その上で、「じゃあ具体的にどう解決しようか」と現実的な手順を一緒に考える。
家庭でも同じです。外で嫌なことがあっても家には持ち込まず、優しい気持ちで食卓を囲みながら、家族の悩みにはしっかり耳を傾けてあげる。

心が落ち着いている人の出す知恵はブレませんし、現実をしっかり見据えている人の優しさは周りを本当に安心させます。

今日も一日、目の前の課題をテキパキと片付ける頼もしさと、誰に対しても笑顔で接する心の余裕、その両方を大切に過ごしてみませんか。

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